インドネシアでも、eウォレット(スマホ向け電子マネー決済アプリ)の利用者が急速に増加し、キャッシュレス化が進んでいます。手軽に入金・支払いができ、利用特典があるのも魅力です。
目次
インドネシアのeウォレット
インドネシア国内で広く流通しているeウォレット(スマホ向け電子マネー決済アプリ)は、配車アプリの大手Gojekが運営する「GoPay」、インドネシアを代表する複合企業リッポーグループ系の「OVO」、そして中国「Alibaba」の関連企業アントファイナンシャルとインドネシアのメディア関連企業EMTEKが提供する「DANA」です。
いずれも専用アプリをスマホにダウンロードし入金をすれば、提携のレストランや小売店での支払いが可能になります。使い方は簡単。専用アプリを使ってQRコードを読み取るだけで支払いができます。店舗によってはキャッシュバックやポイントによる還元などのさまざまな特典があり、上手に使いこなせば現金決済よりもおトクに買い物ができます。
インドネシアに来たら絶対入れておきたい電子マネーアプリ3選
Go-Pay
提携配車サービス | Gojek |
提携ECサイト | なし |
チャージ方法 |
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利用できる主な場所 |
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対応言語 | インドネシア語・英語 |
特徴 |
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公式サイト | https://www.gojek.com/gopay/ |
支払い方法
- 「GOJEK」のアプリを開き、Bayarをタップ
- 店員よりQRコードのレシートをもらう。店舗によってはレジにQRコードがある。
- QRコードをスキャンし、支払い金額が表示”Bayar”をタップ。または購入金額を入力。
- 「GOJEK」のピンコードを入力し、支払いを完了。
登録方法や入金方法についてはコチラ
OVO
提携配車サービス | Grab |
提携ECサイト | Tokopedia |
チャージ方法 |
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利用できる主な場所 |
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対応言語 | インドネシア語 |
特徴 |
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公式サイト | https://www.ovo.id/ |
支払い方法
- 「OVO」のアプリを開き、ピンコードを入力、店員よりOVOの電話番号を確認し入力。
- 支払い情報が表示されるのを待つ。
- 支払い情報アップ後”Bayar”をタップし、支払い完了。
登録方法や入金方法についてはコチラ
DANA
提携配車サービス | なし |
提携ECサイト | Bukalapak、Lazada |
チャージ方法 |
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利用できる主な場所 |
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対応言語 | インドネシア語・英語 |
特徴 |
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公式サイト | https://dana.id/ |
支払い方法
- 「DANA」のアプリを開き、” Bayar (pay)”をタップ。
- スマホの画面上にQRコードが表示される。
- QRコードを「DANA」専用読み取り機にかざしてスキャン支払い完了
eウォレットの使い分け
ショッピングモール内には各社のキャッシュバックキャンペーンのサインが立ち並んでいます。ユーザー獲得に向け、各社積極的にキャンペーンを行っているのが現状ですが、今後はキャッシュバックキャンペーンを削減していくとの意思を数社が表明しています。
複数のeウォレットをスマホにダウンロードして使い分けながら、今後の展開も注視していきましょう。
GoPay、OVO、DANAの口座に日本から送金
「トランスファーワイズ」を使えば日本からGoPay, OVO, DANAの口座へ送金することも可能。
送金の制限は、未登録の受取人の場合は2,000,000ルピア、登録済の受取人の場合は10,000,000ルピア。 登録の有無に関係なく、月間の制限は20,000,000ルピアとなっている。