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在住者にも旅行者にも!電車で楽々MRTジャカルタ
MRTジャカルタはジャカルタ特別州が運行する都市高速鉄道です。ジャカルタの中心を南北に貫く、約16㎞の路線です。現在、ブンダランHIからコタまでの延長工事が進められています。
MRTは英語でJakarta Mass Rapid Transitの略称。また、インドネシア語はModa Raya Terpadu Jakartaといい、こちらも英語同様略すとMRTとなる。
どうやって乗るの?MRT乗車方法
各種電子マネーを改札機にタッチするだけ。QR式のチケットは公式アプリMRT-Jから購入可能です。運賃は3000ルピアから。ブンダランHI~ルバックブルス全区間は14,000ルピア。ドゥクアタス駅は空港鉄道のBNIシティ駅、KRLコミューターラインのスディルマン駅と接続していて、乗り換えが可能。2022年10月からブンダランHI駅など一部の駅でトランスジャカルタとの乗り継ぎ割引も開始されています。
ここに注意
自動改札機は日本標準のFelica対応ですが、銀行発行の電子マネーはローカル仕様の為、反応速度が非常に遅く、エラーになることも多い。係員も慣れているので、そのような場合は、すぐに呼び出しましょう。
また、KCIのKMT、及びQRチケットは、後付けの簡易端末で読み取りを行う為、注意が必要。タッチ1秒を体験するには、MRT発行の電子マネーMTTを購入する必要がありますが、現状、MRT以外で共通利用出来ない為、利用者は非常に少ない。
渋滞対策の救世主!?LRTジャカルタ
ジャカルタ特別州が運営する州営の高架式LRTです。現在は、北ジャカルタのクラパガディン地区の6㎞のみの路線です。ジャカルタ国際スタジアムまでの延長が決定しました。
乗り方
電子マネー又はQRコードを改札機にかざして乗車します。QRで乗車するには、国営決済アプリ、LinkajaからKode Tiketを選択しQRコードをかざすと、自動的に運賃が引き落とされます。運賃は区間に関わらず均一5000ルピア。
知っておくと便利
LRTジャカルタは現在、他の鉄道路線と接続してない陸の孤島状態です。トランスジャカルタコリドー4のプムダラワマングンから乗り換える必要があります。しかし、クラパガディンエリアへ渋滞無しで到達出来る為、このルートを知っていると非常に便利です。
LRTジャボデベック
2023年度の開業を目指して工事が進む国鉄KAIが運営する高架式LRTです。ドゥクアタスからラスナサイド通りを南下した後、ガトットスブルト通りに入り、チャワンからブカシティムール及びデポック(ハルジャムクティ)2方面に分岐する総延長33㎞の路線です。
乗り方
KRLコミューターライン同様にKMT他、各種電子マネーとLinkajaのQR式チケットが使用可能になります。初乗り運賃が15,000ルピアとやや割高になる予定です。
知っておくと便利
渋滞の名所であるガトットスブロト通りに初の鉄道が開業します。ラスナサヒド通り区間を合わせて、移動がぐっと便利になるでしょう。さらに、ジャカルタ~バンドン高速鉄道とハリムで接続します。