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【使い方解説】インドネシア入国時の事前手続き「All Indonesia」を試してみてみた!

2025年9月1日より、インドネシア入国時の事前手続きとして到着カード/税関申告書の新たなシステム「All Indonesia」の導入が始まりました。便利な一方、入力内容も多く慣れない言語や到着後だと焦ってしまうことも。そうならないよう、今回は9月にインドネシアに入国した編集部のスタッフが、実際に操作し、使い方を解説します。

「All Indonesia」の登録は無料で登録できるシステムです。今後、偽サイトや高額代行サイトが出てくる可能性もあるので、信頼できるサイトのリンクより申請してください。(クレジットカードの入力もありません。)

事前に準備しておくべき情報

All Indonesiaは入国審査、税関申告をまとめて行うため、入力に戸惑うことがないよう事前に以下のものを準備しておくとスムーズです。また、この登録は入国3日前から提出できるので、早めに準備しておきましょう。

  1. パスポート情報
  2. ITAS/ITAP番号(所持者の場合)
  3. 航空券(フライト番号)
  4. 滞在先の住所
対象到着地
9月1日以降、ジャカルタ|スカルノ・ハッタ空港、スラバヤ|ジュアンダ空港、デンパサール|ングラ・ライ空港
10月1日以降、全ての国際空港・海港で施行(予定)

「All Indonesia」の使い方を画面キャプチャを見ながら解説

「All Indonesia(https://allindonesia.imigrasi.go.id/)」は大きく

  1. 個人情報の登録
  2. 渡航情報
  3. 交通手段や居住地
  4. 健康状態や税関申告

の4段階に分かれています。

外国人は「Pengunjung Asing」を選択します。
パスポート情報を入力します。この後、電話番号とメールアドレスを入力します。同行者情報も一緒に入力できます。
インドネシア入国日とビザの有無を入力します。
※9月1日時点で出国日を入力しないと次のページに進めないため、任意の日程を入力します。※ビザを持っている場合、ITAS/ITAP番号の入力が必要です。
入国時の交通手段や渡航目的を入力します。
渡航目的の内容
Fasilitas Transit (乗り継ぎ施設)
Bisnis/Rapat/Konferensi/Konvensi/Pameran (ビジネス・会議・コンファレンス・コンベンション・展示会)
Kru (乗務員)
Pendidikan/Pelatihan (教育・研修)
Pekerjaan (仕事)
Liburan/Tempat Wisata/Waktu Santai (休暇・観光地・余暇)
Perawatan Medis (医療処置)
Kunjungan Resmi/Pemerintah (公用・政府訪問)
Agama (宗教)
Acara Olahraga (スポーツイベント)
Mengunjungi Teman/Kerabat (友人・親戚訪問)
Lainnya (その他)
到着空港/港やフライト番号を入力します。
※PENERBANGAN KOMERSIAL=民間航空便です。
滞在先は家・ホテル・その他から選択の上、詳細情報を入力します。
健康状態や税関申告を行います。
IMEI登録が必要な機器の有無についても選択しますが、ここでは事前登録ができません。
※IMEI登録についてはコチラ

入国当日の流れ

問題なく登録できるとQRコードが表示されます。
当日は自動ゲートを通って入国します。なお、到着ビザを所有していない場合は当日入国審査前に専用カウンターで申請してから入国審査に進みます。
荷物をピックアップして税関審査カウンターを通る際に、表示されたQRコードをスキャンします。

IMEI登録も行う場合は税関申告書(e-CD:https://ecd.beacukai.go.id/ )も同時に入力し、税関カウンター通過後のIMEIカウンターにも立ち寄る必要があります。

記事内容は9月1日時点の体験をもとに作成しています。今後システム変更がある可能性もありますので、予めご了承ください。

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