旅人がサウジアラビアを選んだ理由
それは
ルール変更がないうちに、情勢が安定しているうちに渡航しておこうという計画だ。
前編であるジェッダ編では旅の準備~世界遺産の街ジェッダを、後編では貴重なあの街に行ってみた編をお送りします!最後までお見逃しなく!
目次
サウジアラビア観光ビザ取得方法
観光ビザは現地の空港で取得することもできるが、オンラインで事前申請も可能。1回90日以内であれば何度でも入国できるマルチプルタイプである。
- 専用サイトへアクセスする。
- メールアドレスを入力し、届いたメールからアカウントを有効化する。(24時間以内)
- コードが届くので、トップページより入力する。(5分以内)
- 個人情報入力と支払いをする(日本発行のカードでOK)
- インボイスが届く。(ここにはビザはついていないのでまだ安心しないで!)
- 程なくしてe-visaが届く。
ここまで時差があっても、(パスワード再登録作業しても)半日かからなかった。
ちなみに、スカルノハッタT3にはプライオリティパスが利用できるラウンジが3つあるが、国際線利用者が利用できるのはゲート7,8の間にあるSapphire loungeのみ。
機内は巡礼に向かう家族&グループばかり。
隣に座ってた方は13人での渡航だった。
残念ながら機内エンターテイメントはそれほど充実していない。
機内食は夜/朝ともに2種類から選べる。
ジェッダに着いたら、着く前に…
空港では必ずSIMを買うことをオススメする。
というのも、ジッダは公共交通機関があまり発達しておらず、渡航者(特に個人)の移動手段は必然的にタクシーになる。また、UBER(配車アプリ)も使用可能なため購入しておいて損はない。出口の前に3種類ほどカウンターがあるので、通話可能なSIMを購入しよう。
(ちなみに、筆者は何を思ったのか通信のみのものを購入してしまったので、そのあとそれなりに苦労した。)通話ができなかったので、仕方なくタクシーを利用することに。タクシーから予約していたホテルまでは80リヤル。帰りもほぼ同額だったので、空港のタクシーカウンターが高いという訳ではないようだ。
空港の両替所には日本円表記がなかった(たまたま表示されていなかった?)ので、ドルがあると安心。ルピアは両替可。※ちなみにメッカのモール内にある両替所は日本円も可。
ブロックM近辺が生活圏であれば、PLAZA BLOKMでルピア→リヤドに両替可
メッカの入口、世界遺産の港町ジッダの観光スポット
①Old Jeddah, Al Balad
2014年に世界遺産として登録されたオールドタウン。急速に近代化が進む国内で、イスラム建築で良く見られる木製の窓格子「マシュラビーヤ」をみることができる。強い日ざしや砂塵を遮閉し、内部を覗かれないようにするため設置されている。
博物館並びに文化センター。歴史家の方が講義をすることもある。
この地区にはさまざまな美術館/博物館(それに満たない展示スペースのようなもの)が存在しており、じっくり見てまわりたい。
・街灯の様なものはほとんどないので、夜はおすすめしない(足元も段差があったりする)
・細い道も多いので、迷わないよう注意する
・生活している人もいるので、彼らの生活を尊重する
② Masjid rehma, mosque (通称:フローティングモスク)
真っ白な柱に水色の屋根と青い海のコントラストが美しい。
近くに、 Al Rahma Mosqueという別のモスクもあるので、海沿いの遊歩道をゆっくり歩きながら散策するのもよい。
ジェッダのお買い物スポット
ジェッダ、ならびにメッカにはショッピングモールが数多く存在しているので、買い物に困ることもない。市街のモールにはスーパーマーケットが併設されているところもあるので、バラマキ用のお土産を手ごろな価格で購入することができる。
フローティングモスクの近くにあるRedSeaモール
土地に余裕があるからなのか、全体的にモールはかなり広い。
意外な!?芸術の街
美術館や博物館が多いだけあって、街の至る所で様々なオブジェを見る事ができる。
…非常に個性的だ。
ちなみにサウジアラビアは紅海に面しているため、スキューバダイビングも楽しめる。
強い波や流れもなく、初心者でも潜りやすい。
サウジアラビアってどんなものが食べられる?
カプサ
大ぶりの鶏肉は皮はパリパリ、肉部分はしっとりと柔らかい。香辛料がたっぷり使用されているので特徴的な味なのかと思いきや、意外にもすんなり口に入る。
これで飲み物(お水のボトル)をつけて20リヤルほど。
ちなみに通常複数人でシェアして食べるため、1人ではかなり量が多い。
そんな時は店員さんに言えばパッキングしてくれるので、声をかけてみよう。紙製の使い捨てボックスに詰めて持ち帰ることができる。
フール
豆類をすりつぶし、塩やオリーブオイルで味をつけた料理。朝食によく提供される。
カフェ
意外なことに、ジッダには夜遅くまで営業しているカフェが数多く存在している。手作りのケーキや、本場顔負けのふかふかホットケーキも食べることができる。
その他、日本でも定番のお店も。
アラビア語になると急に別のお店のようになる。
アラビア語が全く分からない旅人だが、サウジアラビアの人々は非常に親しみやすい。日本語を勉強している学生も多く、目が合うと手を振ってくれたり、「コンニチハー」と声をかけられたりする。
旅人の発見(ジェッダ編)
- サウジアラビア旅行にはUBER必須。かなりスピードを出すので最初は若干怖い。
- 日本語を知っている人も意外と多い。
- 朝は飲食店も営業していないところが多い。その代わり、夜遅くまで営業している。