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インドネシアコーヒーの魅力を徹底解剖!最終回

前回までのコーヒー特集記事でインドネシアの「コーヒーの種類」「特徴」「焙煎」「淹れ方」を紹介してきました。最終回は自家焙煎の豆、インドネシア各地のコーヒー豆を購入できるジャカルタ市内の「本格カフェ&ロースタリー専門店」をご紹介します。

休日デートはもちろん、近くにお越しの際にぜひ立ち寄ってもらいたいお店が目白押しです。

飲み比べも出来る!コーヒー関連グッズの専門店と焙煎所

スマトラ島メダン発のこだわりのコーヒーショップ「Otten Coffee」

まず、はじめにご紹介するのはメダンを本拠点とするロースタリー兼コーヒー器具サプライヤー「Otten Coffee」のフラッグショップ。

ドリップポッドから大型エスプレッソマシンまで、コーヒーに関連のグッズが充実しています。(事業主、個人のコーヒー器具に関する相談、メンテナンスに対応)。

店内のバーでは各種機材の使い方を実演してくれます。豆は国内外合わせて75種類以上を扱う「Often Coffee」自慢のグレードスペシャリティコーヒーの試飲、購入も可能です。

姉妹会社の「Fore Coffee」のスタンドがある上階のオープンスペースでは、ハウスブレンドを味わいながらゆっくりくつろぐことができます。

お知らせ

近々ジャカルタ市内にも2つのロースタリーをオープン予定。
そのうちの1つ、4月にメンテン地区にオープン予定のロースタリーは、セノパティの同店同様「Fore Coffee」を併設する他、バリスタトレーニングなどを行う一般公開の施設となるようです。

住所 Jl. Senopati No.77 Selong Jakarta
電話番号 +62-21-520-6072
営業時間 月~金 9:00~21:00
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コーヒー好きが集まる大人の隠れ家「Smoking Barrels」

このお店は焙煎所に隣接して数席だけのカウンターがある内装になっています。カフェではないためフードの取り扱いはないですが、本格的な美味しいコーヒーを良心価格で楽しむことができるのが魅力です。

平日であれば焙煎士やバリスタの話を聞きながら奥の焙煎所で焙煎された各種コーヒーやオリジナルブレンドのハーブティー(20,000ルピア~)をゆっくり味わえることができ、贅沢かつマニアックな隠れ家スポットになっています。

住所 Ruko Plaza Marga Guna No.3 Jalan Radio Dalam
電話番号 +62-878-8897-7300
営業時間 月~金 13:00~21:00
土 9:00~19:00
バーカウンターのみ営業
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リピート確定!こだわりの自家焙煎豆も購入可能なカフェ&ロースタリー「GIYANTI COFEE ROASTRY」

骨董品点が並ぶ通りとして知られるメンテン地区のSurabaya通りからすぐ、緑に囲まれた鮮やかな青の門をくぐり抜け、細い通路を進むと表通りからは想像できない芸術家のたまり場の様なカフェ空間が広がります。

「GIYANTI COFEE ROASTRY」は、ホスピタリティビジネスを営む家庭で育ったオーナーのHendrik Halianto氏が、シンガポールの印象的なカフェとの出会いを機に始めたカフェ&ロースタリーです。

Hendrik氏のこだわりはアラビカ種、シングルオリジン。複数の豆の長所を活かしたブレンドで完成した味を作り出すのではなく、単一の生産地、品種の豆だけで、その豆本来のボディ、アロマ、複雑性を最大限引き出すことに挑戦し続けています。また、この店では精密な調整が可能な「富士珈機」の焙煎機「FUJI ROYAL」を導入しており、こだわり抜かれた本格コーヒーを楽しむことができます。

頻繁に店に足を運び、訪れる客と笑顔で言葉を交わしては「焙煎の時間だ」と上階の焙煎所に向かうHendrik氏は「私たちが提供したいのは専門家が選ぶコーヒーマニアのためのコーヒーではなく、一般人が選ぶ一般人のためのコーヒーです。ですからお客様の意見をとても大切にしています」と話します。オーナー自ら焙煎する自慢の味は、ブラックで試して欲しいとのこと。「ライト、ミディアム、ストロング」から好みの濃さが選べます。

お知らせ

同店はスナヤン地区のHang Tuah通りに新店舗がオープン予定。新店舗ではホームメイドのペイストリーだけでなく食事メニューも新たに登場する他、マニュアルブリューイングも始めるとのことです。

住所 Jl. Surabaya no.20 Menteng
電話番号 +62-21-3192-3698
営業時間 火~土 9:30~17:30(日・月定休)
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ローカルマーケット「Pasar Santa」で自家焙煎豆を調達

かつては野菜や記事を売る伝統的な市場で会った「Pasar Santa」が、2014年以降、若者に支持されるポップな市場へと変化を遂げました。人影もまばらだった市場2階のオープンスペースを利用して、バリスタの専門学校がワークショップを始めたことで若者が集まり、若者を狙ったビジネスが市場内に次々と出店しました。

上階はフードコートになっていてローカルスナックが多種揃っている他、雑貨展やコーヒーショップもあります。

地下にあるコーヒー豆専門店「KAWAKI」では、店にある豆と淹れ方を指定して、隣の店のカウンターでペイストリーと一緒に味わうことも可能です。
土日にはオーナーのRico氏が、それぞれの豆の特徴を丁寧に説明し、好みに合う豆探しを手伝ってくれます。
上階(Lt.1)にある『ARKA COFFEE』は小さいショップながら、自家焙煎の豆を提供しており、ローカル市場内と思って侮れない。
住所 Jl. Cipaku No.1
ARKA COFFEE: Lt.1 AKS 33-35
KAWAKI: Lt. Basement AKS 56-57
電話番号 ARKA COFFEE:+62-821-1402-8898
KAWAKI:+62-852-8013-8035/+62-895-0670-4861
営業時間 Passar Danta 7:00~20:00
ARKA COFFEE 9:00~21:00
KAWAKI 7:00~17:00
SNS ARKA COFFEEKAWAKI

最後に

いかがだったでしょうか?「インドネシアコーヒーの魅力を徹底解剖」特集をご覧いただきありがとうございました。ライフネシア編集部ではジャカルタのオススメスポットなどを随時更新しています。ぜひ、他の記事もチェックされてみてくださいね。

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