MRT Cipete Raya駅から徒歩5分程のところにある「Little Food Town Osaka(通称:LOFT)」。
ジャカルタ中心部からのアクセスもよく、オープン当初から日本人の注目を集めている。
カフェ・ラーメン等、様々なジャンルの飲食店が軒の連ねる中、先月、満を持して「焼肉 寿楽」がグランドオープンした。
目次
インドネシアと日本を繋ぐ和牛専門焼肉店
寿楽の魅力は日本から輸入した純粋な「和牛」を使用していること。それも、一頭買いすることによって通常ジャカルタではなかなか目にすることがない部位も数多く提供されている。
※牛タンなど、一部輸入規制がかかっている部位を除く。
同店で提供される和牛は、徳島県の協賛のもと輸入される「阿波牛」。それもインドネシアでは2社しかない「ハラル認証」を受けている牧場より輸入している。そのため、インドネシア人の友人とも一緒に焼肉を楽しむことができる。
これには「徳島のものを、もっと国外に広めていきたい」という徳島の人々の思いがある。すでにマレーシアでは輸出をしているが、インドネシアとしては今回が第1弾となる。まさに、「インドネシアと日本(徳島)を繋ぐ」取組なのだ。
そんな阿波牛の特徴は”サシ”が入っていながらも、しっかりとした噛み応えと風味を感じられることだ。
徳島県内で生産される黒毛和牛のブランドの1つ。牛の出生地はもちろん、出生農家や流通経路の照明など、血統を重んじていることに加え、A4・B4ランク以上のものだけが「阿波牛」を名乗ることができる。
注文必至のおすすめメニュー
焼肉の定番をおさえた特選3種盛
寿楽ではミスジ等、なかなか食べる事ができない和牛の「赤身肉」等を堪能することができるが、オススメは定番の部位が集まった「特選3種盛り(450K)」メニューのお肉を紹介する。
焼肉の定番といえば誰もが注文するのがカルビだろう。サシの入り方をみれば美味しさは一目瞭然だろう。網に載せると脂が一気に溶け出し、肉の甘味が口いっぱいに広がる。
肩から腰に掛けての背肉の部分であるロースは、カルビと比較すると固いとイメージする方も多いのではないだろうか。寿楽で提供される上ロースはしっかりとした肉の弾力を楽しみながらも、阿波牛ならではの柔らかさを感じる事ができる。
日本で大人気のタンも寿楽で食べることができる。サッと網で焼いてピンクソルトとレモンで食べれば、ご飯ともお酒とも相性が良く、思わずもう一皿お代わりしてしまう美味しさだ。
一品料理のオススメは日本でも貴重な和牛の○○
焼肉店の定番であるキムチやスープはもちろん、徹底した管理下だからこそ食べられるメニューがあるのも寿楽の魅力だ。
特におすすめなのが、日本でも貴重な和牛刺し身(180K)である。
一口食べれば、サシの甘味と牛ならではの旨味が口いっぱいに広がり、お酒が進む。
一頭買いしていることもあり、これらのお肉はオーダーを受けてから丁寧にカットしている。また、お肉の再冷凍は一切行わない等、美味しい肉を提供するために徹底的にこだわっている。
進化を続ける寿楽の今後
2年かけて内装を完成させた店内は「和」をテーマに、全ての座席が半個室となっている。座席はソファ席になっているため、小さな子供がいる家族連れでも安心だ。
また、近々ランチメニューも始める等、次々に新しい仕掛けを準備している。
さらに、12月・1月には忘年会/新年会向けのメニューも提供される予定であり、ますます同店から目が離せない。
店舗情報
店舗名 | 寿楽 |
住所 | JI.RS Fatmawati No.204,RT.3/RW.10, West Cilandak, South Jakarta City, Jakarta 12430 |
電話番号 | +62-21-2297-6889 ご予約はコチラ+62-813-8080-1888(西野) |
営業時間 | 18:00~23:00(近日ランチライムオープン) |
公式サイト | 寿楽(LOFT) |
公式アカウント | 寿楽 |
その他 | クレジットカード使用可 |