写真:thejakartapost.com
首都ジャカルタの大量高速鉄道(MRT)で、開業以来はじめて、1日あたりの乗客数が10万人を超えた。
ただし、乗客数の急増は9月23日頃から始まった学生らによるデモによって生じた交通渋滞を避けようとした人々がMRTに流れ込んだことが理由だった。
MRTジャカルタ社のウィリアム・サバンダル社長は、学生デモによって特に午後の時間帯に乗客数が急増していることを明らかにしている。9月25日には1日あたりの乗客数が、その前日の11万3560人を超えて、開業以来最多となる12万1076人に達した。
また、9月1日から25日までで平均では1日あたり9万386人の乗客がMRTを利用している。この数値は前月(8月)の1日あたりの平均乗客数8万2477人から12%増加している。今年3月に開業した当初は1日あたりの平均乗客数は7万9114人だった。