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運輸省は9月15日、かねてより協議されてきたジャカルタとスラバヤ間を結ぶジャワ島横断高速鉄道の建設が決定したと明らかにした。
2020年の着工を目指す。ブディ・カルヤ・スマディ運輸相によると、インドネシアと日本の両政府による最終の基本合意文書に署名する段階で、国際協力機構(JICA)が事業化調査を始めるという。
運輸省を管轄するルフット海事担当調整相が9月初め、「中国も建設に関心を示している」と発言し、物議を醸していたが、日本側の投資とその意気込みを評価し、日本と協働して高速鉄道を完成させたいと今回改めて意思表示を行った。
また日本に対し、インドネシア側の技術面の発展を促進するよう期待していると付け加えた。2023年の完成を目標としており、実現すれば、現在の半分の5時間半で行き来できるようになる。