写真:megapolitan.kompas.com
大手配車アプリ運営企業のグラブが、発注をキャンセルした乗客に罰金を課す制度の導入実験が続いている。
このシステムは、乗客が5分を超えてキャンセルした場合に適用され、罰金が確定すると運転手の口座に自動的に送金される仕組み。
大学生のラウドヤさん(21)は、「乗客に罰金を課す前に、どちらに非があるのかをグラブは詳細に調査しなければならない。運転手が不正行為をしないか心配」と話した。
また民間企業の従業員であるナディラさんは、「罰金の額は少ないが、繊細な問題。運転手がキャンセルをした場合は、乗客へ送金してくれるのか。ミスコミュニケーションで待ち合わせ場所を間違えた場合は、どちらの責任か」など不満の声が上がっている。
罰金が課されるシステムは、6月2日からランプン州とパレンバン州で実施されており、バイクの場合は1000ルピア、車の場合は3000ルピアが課金される。