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海外からの旅券申請がさらに便利に!|オンラインパスポートの申請の変更点と方法についてまとめてみた

旅券法令改正によって令和5年(2023年)にオンラインパスポート申請が可能になってから2年経ちますが、令和7年(2025年)3月24日から、再改訂されます。
海外居住者がどのようにオンラインで申請できるのか、変更点と併せて詳しくみていきましょう!

※2025年3月21日時点でまとめた内容です。今後変更の可能性がありますので、最新情報は必ずご自身にてご確認ください。

アップデートされた変更点

オンライン申請ができる手続き
  • 戸籍謄本がオンラインで提出可能に
  • オンライン申請だと手数料がお得に
  • 申請から交付までの期間が延長
  • 戸籍謄本がオンラインで提出可能に
  • 戸籍謄本を提出する際、今までは戸籍謄本の原本を在インドネシア日本大使館窓口での提出(代理人による提出可)または郵送等で提出しなければなりませんでした。

    令和7年3月24日から、オンライン在留届(ORRネット)経由で旅券のオンライン申請を行う場合には、市町村窓口(有料)やマイナポータル上(無料)で取得した戸籍電子証明書提供用識別符号を使って、オンラインで戸籍情報をシステム連携することができるので、物理的な戸籍謄本の提出が不要になります。

  • オンライン申請だと手数料がお得に
  • 窓口申請とオンライン申請で手数料が異なり、 オンライン申請の手数料のほうが安価になります。

    10年用旅券手数料(現行16,000円) →オンライン申請:15,900円/窓口申請16,300円
    5年用旅券手数料(現行11,000円)→オンライン申請:10,900円/窓口申請:11,300円

  • 申請から交付までの期間が延長
  • 偽造・変造対策を強化するために、令和7年3月24日の申請から、顔写真ページにプラスチック基材を用いたパスポートの発給が開始されます。個人情報がレーザーで印字・印画されるため、偽造や変造がより困難な仕様になり、パスポートの安全性が高まります。
    このため、在外公館では 申請から交付までは2週間~1か月程度かかる ことになり、申請先の在外公館によってはこれまでよりも長い時間がかかります。
    これまで以上に早めに申請する必要があります。            

    ※それぞれの在外公館で要する日程は申請先の在外公館にご確認ください(配送のタイミングがあるため、申請日によっても交付までの日数が変わります。)

必要なものと金額は変わりましたが、基本的な申請のやり方は変わっていません。
これらの変更点を踏まえて、パスポートのオンライン申請のやり方を詳しくみていきましょう!

インドネシアからオンライン申請するには?

日本国外から申請する場合、こちらのオンライン在留届(ORRサイト)から申請が可能です。

海外に3ヶ月以上滞在される方は在留登録を義務付けられています。
在留登録しログインを行なったのち、申請を行いましょう!
インドネシアから申請を行う方は、在インドネシア大使館サイトで最新情報を確認してみて下さい。

以下、在インドネシア大使館サイト(旅券オンライン申請)からの情報をメインにまとめてみました。
外務省 オンライン申請の方法(国外)

オンライン申請に必要なもの

用意しておくもの
  • 現在有効なパスポート(切替申請の場合 ※)
  • 戸籍電子証明書提供用識別符号(新規申請の場合 ※)
  • マイナンバーカード(戸籍電子証明書提供用識別符号取得に使用します。)
  • カメラ・NFC(近距離無線通信)対応スマートフォン
  • パスポート申請(海外在留邦人用)アプリ(Android版アプリ)(iPhone版アプリ)
  •  ※パスポート申請アプリは言語と地域を日本に設定していないとインストールできないので注意が必要です。

  • その他必要な書類 (こちらの外務省サイトから確認)


切替申請の対象者・・・残存有効期間が1年未満となった方、査証欄の余白が見開き3ページ以下の方
新規申請の対象者・・・初めてパスポートを申請する方、有効期間が切れている方、記載事項に変更が生じた方
申請内容の詳しい説明はこちらから外務省 国外からオンライン申請する

また、パスポートの新規申請には戸籍謄本の情報が必要なので、オンライン申請でパスポートを取得する場合は戸籍情報をシステム連携する必要があります。
申請者が「戸籍電子証明書提供用識別符号」(以下「符号 ※」)を在外公館窓口に提示することにより、在外公館側で戸籍電子証明書(電子的に戸籍情報を証明したもの)を確認することが可能となるため、紙の戸籍謄(抄)本の提出は不要です。

※「符号」は、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワード(16桁の数字、有効期間3か月)です。マイナポータル上(無料)又は市町村窓口(有料)で取得できます。「符号」の取得に関する詳細は市町村のホームページ等で御確認ください。
※マイナポータル上での「符号」の取得方法は、マイナポータル 戸籍電子証明書提供用識別符号取得で確認できます。
 

実際にやってみた|オンライン申請手続き方法

では詳しい手続きはどうするのでしょうか?
主な流れをまとめてみました!

手続きの流れ
  1. 申請内容を確認する
  2. 資料を集め、パスポート申請(海外在留邦人用)アプリ(Andoroidios)をダウンロードする。
  3. オンライン在留届(ORRサイト)から申請
  4. 写真及び署名の提出
  5. 案内に従い手続きを行う(戸籍謄本提出の必要がある方など、各種手続きが必要な場合は行います)
  6. 窓口にて受け取りと手数料の支払い

※詳しくは外務省 オンライン申請の方法(国外)をご覧ください。

「戸籍電子証明書提供用識別符号」の発行方法

あらかじめ、マイナポータルにログインしておくとスムーズです。

①マイナポータルのトップページから「さがす」→「証明書」を選択
②「戸籍電子証明書提供用識別符号の取得手続き」を選択
③「手続きをはじめる」をタップで申請開始
④申請が全て完了すると、手続き状況を確認できるように
⑤「やること」から取得状況を確認
⑥処理中になっていれば、あとは符号の発行を待つのみです

※詳しくはマイナポータル 戸籍電子証明書提供用識別符号取得をご覧ください。

オンラインパスポート申請手順

①「パスポート・証明のオンライン申請を行う」を選択
②パスポート所有者との関係を選択
③STEP1 在外公館を選択
④STEP2 「本人確認、顔写真・所持人自著の登録」をアプリから行う
⑤STEP3 戸籍謄本と個人情報を入力
⑥「戸籍電子証明書提供用識別符号」がある場合は同意をチェック

まとめ

長くなりましたが、オンラインパスポート申請がさらに利用しやすくなったようです。
パスポート申請の必要がある方は、是非この機会にオンラインで行ってみてはいかがでしょうか!
パスポートの交付まで以前より時間がかかるので海外に行く予定がある方はできるだけ早くの申請がおすすめです。
※詳しい情報は各大使館サイトなどで確認を行なってください。

オンライン申請とは?
  • 24時間どこからでも申請可能!
  • 紙の戸籍謄(抄)本が提出不要に
  • オンライン申請の方がお得!
  • 詳しい最新情報は大使館のサイトから要確認

参考サイト:
在インドネシア日本国大使館サイト
外務省サイト
2025年3月24日からパスポートの申請がオンラインで可能に
オンライン在留届(ORRネット)は外務省が提供する

2025年3月25日時点の情報を元に作成しています。