新規ビザ取得はまだまだ難しいものの、日本でワクチン接種が完了し、少しずつ駐在員が戻ってきているインドネシア。入国の際にはどんな手順がとられるのか?所要時間は?不安もあるのではないでしょうか。
今回は2021年9月中旬に再入国した方から体験談をいただくことができましたので、紹介いたします。
※本ページの情報は再入国者の体験談を元に作成しております。インドネシアの入国規制は急に変更させる可能性も高いので、入国の際には常に最新情報の取得をするようお願い致します。
入国前の事情
■書類準備
・出国前72時間以内に検査したPCR検査陰性証明書
・ワクチン接種証明書
・ITAS(印刷して用意しておいた方がスムーズです)
■隔離ホテル手配
ジャカルタの隔離ホテルは出発3週間前に手配しました。
■その他
e-hacの運用はなくなったと聞いたので、準備していません。
大使館から発表されているリストを元にホテルに問合せ、予約しました。
予約時には、
・パスポートのコピー(家族の場合は全員分)
・便名と到着時間
が必要でした。
予約確定の後、D-HOTS(インドネシアホテルレストラン協会)からQRコードのついた予約確認書が届きます。
宿泊料金はクレジットカードまたは振込での事前支払いで、ジャカルタ中心街の4つ星ホテルで、16Jutaほどかかりました。
(1ベッドルーム1人利用 PCR検査2回、食事3回/日、ランドリー5点/日 含む)
確定後にフライト時間が変更になり、ホテル担当者に連絡しましたが、予約確認書の更新はありませんでした。
出発2時間半前に到着しましたが、チェックインカウンターには10組ほど並んでいました。未就学児~小学生位のご家族連れの方もいました。
チェックイン時にPCR検査の陰性証明書、ワクチン接種証明書の確認をされます。
出国エリアのコンビニやドラッグストアは営業していましたが、飲食店やお土産の多くが臨時休業していました。また、東京は緊急事態宣が発令されていたため、出国後のラウンジも含め、酒類提供は中止していました。
臨時休業しているお店も多いですが、お酒やたばこ・化粧品の他、一部お土産が購入できる免税店がオープンしていました。
搭乗率は約8割ほどで、前方席は3名掛けのうち2名埋まっている所がほとんどでした。後方席は3名掛けに1名のみの列もありました。機内では通常記入している税関申告書のみ渡されました。
入国後の事情
定刻通り到着し、降機も平時同様に実施されました。
降機し、ターミナルを歩いていると椅子が並べられたエリアにつきます。そこで書面を一枚記入します。
書類を記入し終わった人から記入漏れがないかのチェックを受け、続いてPCR検査の陰性証明書とワクチン証明書のチェックを受けるカウンターに並びます。
書類チェックの後入国審査を受け、荷物のピックアップを行います。当日の混雑状況にもよりますが、降機から空港に出るまで40分~1時間、降機からホテルまで1時間半~2時間程度です。
空港の外に出ると、どこのホテルに滞在するかを聞かれ、担当者に引き合わせてくれます。ホテルの名前が入った臨時カウンターもあったので、万が一事前に予約していない場合は、そこで申込をすることもできるようです。
ただし、希望エリアのホテルの有無や申込にかかる時間等を考えると、事前に予約しておいた方が楽かなと思いました。
ホテルの担当者と合流してパスポートを預けた後、出口でD-POTの登録を確認し、Silverbirdで移動しました。
ホテル隔離生活
到着後はすぐに部屋に案内され、滞在ルールの案内を受けます。夜到着ですが、初日の夜ごはんも用意されています。
部屋の掃除等がない分、アメニティは最初から多めに用意されています。また、不足した場合はフロントに連絡を入れれば追加してもらえます。
■室内アメニティ■
・歯ブラシ&歯磨き粉
・シェーバー&シェービングフォーム
・石鹸
・バスアメニティ
(シャンプー・コンディショナー・シャワージェル)
・ボディローション
・シャワーキャップ
・ヘアコーム
洋食とアジア料理のどちらかを選択できます。注文は内線かWhatsAppでできます。部屋内にはウォーターサーバーがあるので飲料水の確保はいつでもできます。
スナックやソフトドリンク・アルコールはミニバーのため有料でした。
▼食事の例(洋食)▼
▼食事の例(アジア料理)▼
到着初日に1度目の検査を受けます。(鼻と喉の両方検体採取します)2度目はチェックアウト前日に実施します。
・7月末日本へ帰国、9月中旬再入国
・羽田発午後便出発
・就労ビザ所持