インドネシアでは運転手付きレンタカーの手配をお忘れなく。
未だに公共交通機関が未整備の当地では、運転手付きレンタカーが必要不可欠です。
インドネシアの交通事情
近年、日本のODAで地下鉄が開通したり、バスウェイの路線が延びたりしているものの、天候不順や気まぐれなデモ、そして慢性的な渋滞など、日本人が公共交通機関で移動するにはまだまだ時間がかかりそうです。アプリを使ったタクシーやライドシェアサービスも便利ではありますが、運転手の質の問題やキャンセルが多いなどの運用面でのリスクが残っています。
そんな中アジア通貨危機以降日本人社会で市民権を得ているのが車と運転手のアウトソーシングです。アウトソーシングにはレンタルとオペレーティングリースの二種類がありますが、車のメンテナンスから運転手の選考/トレーニングまで直接面倒をみてくれる運転手付きレンタカーサービスを好まれる方が多いです。
なぜ運転手付きサービスなの?
ジャカルタ市内では多くの企業が駐在員の運転を禁止しています。
それはオートバイが街に溢れ、危険運転が後を絶たない為であり、24時間事故処理班を備えた運転手付きのレンタカーサービスの活用が、当地での安全で快適な駐在員生活を送る上でのキーポイントになっています。
用途に合わせた様々なパッケージ
インドネシアへご家族と駐在される場合、1年以上の長期契約がお勧めです。
レンタル契約には、タイヤを含むメンテナンス代や全ての保険料、そして代車コストが含まれており、緊急時も24時間日本人が対応するレンタカー会社もあります。
短期出張や先の予定が確定しないプロジェクト、月に数回の外出を想定したエコプログラムなど、お客様のご要望に合わせたテイラーメードのレンタルが可能です。
契約するにはここを注意!
レンタカー会社やリース会社によって企業契約のみで個人契約できない。
契約期間に制限がある(1年以上)、または短期パッケージサービスを用意していない。
日本人窓口がない。…など
何かあった時のために会社はよく選びましょう。
所要時間
ジャカルタ市内ではメインストリートを含む一部の道路で、交通規制を行っています。
グーグルマップ等で行き先の時間を調べることはできますが、実際には予測以上の時間がかかることが多く、余裕をもって出発しましょう。
ご出張等限られた時間内でスケジュール調整をする際、事前に日本人担当者に相談することをお勧めします。
高速道路の使い方
ジャカルタと郊外は高速道路網がかなり発達! 空港や工業団地に行く際に使えるルートです!料金所ではICカードで払います!
1 ICカードを購入
2 高速に乗る前にICカードを準備
乗る前に準備。このカードはトランスジャカルタでも使えます。
3 高速に乗るときに改札機にカードをかざす
有人ゲートでもICカードで支払えます。
※ジャカルタ市内~スカルノハッタ空港までの料金は18,500ルピア
沿線で立ち寄れるトイレ場所
・Tempat Istirahat KM19A・B …ジャカルタから下り19キロ地点のサービスエリア。
・Tempat Istirahat KM39…ジャカルタから下り39キロ地点のサービスエリア。(上りは42キロ地点にある)
・Tempat Istirahat KM6B…2018年に新しくできたサービスエリア。ジャカルタから上り6キロ地点にある。この先ジャカルタ市内までトイレがない。
・ブカシ出口外…ブカシIC近くのガソリンスタンドにあるトイレ施設。上り線はこの先ジャカルタまでトイレなし。
・渋滞情報はマメにチェックが必須。場合によってが一般道の方が速く到着することもあります!