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ガルーダ、パイロット数百人を突然解雇 |2020-6-3

写真:cnnindonesia.com

ガルーダ操縦士労働組合(APG)は2日、国営ガルーダ・インドネシア航空の操縦士181人が1日付けで解雇されたと明らかにした。
 

APGによると、解雇の知らせは操縦士らに突然届き、解雇通達に関する法令の規定や雇用契約に従っていないという。5月29日午後11時40分頃にAPGが国営ガルーダから解雇の知らせを受け取っており、雇用契約上では解雇される場合、少なくとも30日前に通知し、長ければ90日の猶予が与えられることが決まりとなっている。

今回の解雇は若手だけでなく、飛行経験の長いベテラン操縦士も含まれ、主に期間限定雇用契約者(PKWT)が対象となっているという。
 

ガルーダは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う雇用状況悪化による措置として行ったが断腸の思いだったと説明している。APGのムザイニ労働組合長は、この問題を解決するために、同社のマネジメントと協議できるよう努めたいと話している。

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