写真:thejakartapost.com
法務・人権省が管轄する出入国管理局は、中国湖北省武漢市を起点に世界中で感染が拡大している、新型コロナウイルス(COVID-19)のインドネシア国内への流入を、可能な限り阻止することを目的として、2月5日から23日の間に合計118人の外国人に対して入国を拒否した。
この中には、マレーシアから到着し、発熱の症状があった日本人も含まれている模様。当局は、14日以内に中国への渡航・滞在歴のある外国人の入国を禁止しているほか、すべての渡航者に対して入国審査時に体温検査および健康状態の確認を行うなど、水際対策を強化している。
また、インドネシア政府は2月5日から中国~インドネシア間の航空便を全便を休止していることから、やむを得ず中国に帰国することができなくなったインドネシア滞在中の中国人1247人に対して、特例的に滞在許可証を発行した。