「会議での雑談に入れない」「商談で細かいニュアンスが伝わらない」「運転手やスタッフとのやり取りに時間がかかる」。インドネシアに暮らすビジネスパーソンなら、一度は感じたことがあるお悩みではないでしょうか。
そんな壁を乗り越えるために生まれたのが、Worldnesiaの新プログラム「Speak Like Locals」。3か月で日常会話、6か月でビジネスの基本的なやり取りを習得できる、実践型のインドネシア語学習法として注目を集めています。今回は、そのプログラムがなぜ効果的なのか、その秘密をインドネシア語講師歴10年、Worldnesia CEOのモニカ先生に伺いました。
インタビュー本文
Q1.なぜこのプログラムを立ち上げたのですか?
大学時代から語学を教え、4年間の日系企業勤務を経て2016年にインドネシア語指導を始めましたが、市販教材はフォーマルで日常会話とズレがありました。そこで、指導経験と日系企業での勤務経験を活かし、生活に直結する実用的な教材を作ろうと考えました。
Q2.「Speak Like Locals」はどのようなプログラムですか?
インドネシアで暮らす日本人を対象とした実践型のインドネシア語学習プログラムです。毎日10分程度、オンライン教材を使った自主学習でインプットを行い、週1回60分のセミプライベートレッスン(1~3名)でアウトプットを徹底する仕組みです。
運転手とのやり取り、買い物やレストランでの注文、会議での確認、納期交渉など、日本人が実際に直面するシーンを豊富に盛り込み、3か月で日常会話、6か月でビジネスの基本的なやり取りまでできるようになることを目指しています。
Q3.従来の語学学習と比べて、どのような違いがありますか?
最大の違いはアウトプット重視です。従来の学習は「教わる→覚える」が中心でしたが、このプログラムでは「学ぶ→すぐ使う」を徹底しています。オンラインで学んだ表現をレッスンで必ず使うため、知識が「実際に使える言葉」に変わります。また、教授法も従来の先生中心のやり方ではなく、受講生中心の方法を採用し、より柔軟に一人ひとりの受講生に合わせてレッスンを進めます。
Q4.効果が出る理由についても教えてください。
これまで蓄積した受講生の学習データから、いくつかの傾向が見えてきました。まず、毎日10分の分散学習を実行できた人は、伸びが非常に早いということ。逆に「レッスン前にまとめて詰め込む」タイプは定着が弱い傾向にあります。
次に、少人数制×バイリンガル講師の効果です。1~3名までのセミプライベートクラスの中で、初級では疑問を日本語または英語で解消、中級以降は会話の8割をインドネシア語にすることで、定着と実践を両立できます。
そして、文化理解の要素も重要です。言語と文化は切り離せないもので、インドネシアの人々の考え方や慣習を知ることで表現のニュアンスが理解しやすくなり、より自然に話せるようになります。実際に「会議での談笑の意味が分かるようになって、会話に入りやすくなった」と話す受講生も多いです。
Q5.最後に、読者へのメッセージをお願いします。
「自分には話せない」と思っている方も多いですが、毎日10分の学習と、目的に合わせたアウトプットを積み重ねれば、誰でも話せるようになります。インドネシアに住んでいる今こそ、この機会を活かしてください。Kamu pasti bisa !
話者紹介

インドネシア大学日本語学科卒業。
早稲田大学に1年間留学。
4年間日系企業でオフショア案件を担当。
2019年にインドネシア語教室Worldnesiaを設立。
主にGM~Directorの受講生を指導。
- 週1回60分のセミプライベートレッスン
- Eラーニングサイトへのアクセス
- 会話時間へのアクセス(回数無制限)
※通常10か月間の契約。最低3か月間の契約が必要。
教室情報
| 住所 | Worldnesia Experience Center (WEC) Citywalk Sudirman Level 5, Central Jakarta, 10220 |
| 電話番号 | +62 821-2555-2556 |
| メールアドレス | info@worldnesia.com |
| インスタグラム | @worldnesia.id |
| 外部サイト | www.worldnesia.com |





















