鶏肉ややぎ肉、牛肉などを串に刺して焼いた「サテ」はインドネシアの伝統的な料理の一つです。インドネシアには地域ごとに様々な文化が広がっているので、地域によりサテの種類や、味付けが異なります。ジャカルタのような大都市では、様々なサテがどこでも簡単に見つかります。今回は北ジャカルタにある1960年から営業しているレジェンドサテ屋をはじめとする、人気のサテ屋5選をご紹介します!
目次
おすすめレジェンドサテ
1店舗目: Sate Pak Rachmat
「クマヨラン」にある「Sate Pak Rahmat」は1979年から営業しており、その45年間いつも混んでいるサテ屋です。お店は「Jalan Cempaka Putih」の道路沿いにあります。少し隠れたところにありますが、簡単にアクセスできます。ここの一番人気のメニューは「Sate Ayam」と「Sate Kambing」で、比較的安い値段で、10串のサテを楽しめます。肉のサイズが大きいため、一口で満足できます。ピーナッツソースのつぶつぶとした食感は柔らかいサテの肉にぴったりです。それ以外に、さっぱりした「Sop Kambing」も提供されています。
店名 | Sate Pak Rahmat |
住所 | Jl. Cempaka Putih Utara Raya, Kemayoran, Jakarta Pusat |
営業時間 | 毎日11:00 – 23:00 |
グーグルマップ | https://maps.app.goo.gl/VHzudUwXMgHWiHma9 |
2店舗目: Rumah Makan Sate Tegal H. Sadjim
テガル地方の本格的なサテを味わうのに最適なレストラン、「Bendungan hilir」にある「Rumah Makan Sate Tegal H. Sadjim」では、サテだけではなく、「トンセン」や「グライ」なども提供しています。ここのサテはテガル地方のサテらしく、ピーナッツソースの代わりに、甘味のあるケチャップマニスで味付けられています。甘いタレと柔らかいやぎ肉のサテを一緒に食べればたまらない美味しさ! 手軽な値段で購入でき、10串の本格的なテガル地方のサテを楽しめるお店です。
店名 | Rumah Makan Sate Tegal H. Sadjim |
住所 | Jl. D. Tondano No.8A, Bend. Hilir, Kecamatan Tanah Abang, Jakarta Pusat, 10210 |
営業時間 | 毎日10:00 – 22:00 |
グーグルマップ | https://maps.app.goo.gl/TjRhgqpRzKHmjWtx9 |
3店舗目: Warung Pak Rahmat
夕方から真夜中まで営業している「Warung Pak Rahmat」はシンプルなテントで本格的なサテマドゥラを販売しています。毎日夕方6時になると、開店直後にも関わらずとても混みあいます。クチコミの評価も高く、刻んだチリとエシャロットが入ったタレがたっぷりかけられており甘辛く、炭火の香ばしさと相まってぺろりと食べられます。。この店では、「Sate Kambing」と「Sate Ayam」のミックスプレートを頼むことができます! サテだけではなく、「Sop Kambing」も人気があります。店の位置はスネン駅から2km程の距離で、仕事帰りにサクっと食べて帰るのにぴったりです!
店名 | Warung Pak Rahmat |
住所 | Jl. Kramat II No.20-22 6, Kwitang, Jakarta Pusat, 10420 |
営業時間 | 毎日18:00 – 24:00 |
グーグルマップ | https://maps.app.goo.gl/pSDzSqRASZ49MoRz8 |
4店舗目: Warung Sate Tongseng Sri Rejeki
この小さなサテ屋台は「ガンビル駅」の近くにある「Warung Sate Tongseng Sri Rejeki」で、2009年からボヨラリ地方の本格的なサテとトンセンを提供しています。店はこじんまりしており、定員は10人ほどですが、この店はいつも食事客で賑わっています。トンセンとサテのタレの特徴は、スマラン地方でよく使用されるケチャップマニスを使用する点です。サテは肉厚で、赤身と脂が程よいバランスです。焼いたサテは温かいご飯とベストマッチです。 それ以外にも、お手頃な値段で美味しく、ボリュームも満点なボヨラリ地方のトンセンも食べられます。
店名 | Warung Sate Tongseng Sri Rejeki |
住所 | Jl. Pejambon I Gg. II No.24 4, Gambir, Jakarta Pusat, 10110 |
営業時間 | 毎日09:00 – 20:00 |
グーグルマップ | https://maps.app.goo.gl/CMvRAwZC7ArejcgH8 |
5店舗目: Sate Padang Mak Adjat
1960年に「Mak Adjat」が創業した、「グヌンサハリ」にある「Sate Padang Mak Adjat」では昔ながらの本格的なサテパダンとソトパダンを提供しています。夕方から真夜中まで営業しており、いつも混んでいるサテ屋です。多い時には、毎日2万~3万串のサテが売れると言われています。店員さんの話によると、コロニアル時代からこのサテ屋は有名で、インドネシア初代副大統領「ブング・ハッタ」が好んで食べていたといいます。ブング・ハッタはパダンからジャカルタへこの店を移しました。「Sate Padang Mak Adjat」の美味しさの秘密は、昔からの使用されるレシピを変えずに守っていることです。牛タンや牛ハツ、他のホルモン系のサテなど、変わり種も楽しめます。タレにはターメリックや、カルダモン、コリアンダーなどのスパイスから作られており、ひと口ひと口から旨味が溢れます。濃厚なピリ辛タレは牛タンのサテと完璧なコンビネーションです。
店名 | Sate Padang Mak Adjat |
住所 | Jl. Gunung Sahari No. 50, Gunung Sahari, Jakarta Pusat |
営業時間 | 毎日17:30 – 22:30 |
グーグルマップ | https://maps.app.goo.gl/NHu7cJE9w6ZcfHGA8 |
まとめ
伝統的で、誰でも楽しめる料理を提供する、5つのサテ屋を紹介しました。焼きたてのサテと、スパイスの味を感じるトンセン、スープなどを楽しみながら、友人や家族とインドネシアの雰囲気を感じることができるこの5つのお店は、素晴らしい場所です。ぜひ行ってみてください。
本記事はKompas.comの記事を参考に、日本語に要約いたしました。
https://www.kompas.com/food/read/2023/06/14/102952475/5-tempat-makan-sate-di-jakarta-pusat-ada-yang-buka-sejak-1960
写真はグーグルマップから引用しました。