日本企業のインドネシア進出支援を手掛けるインドネシア総合研究所は6日、バンドン市内でライブイベント「総研フェス・ワノ初舞台」を主催した。会場には約800人が来場し、日本のアニメやゲームのコスプレやアイドルグループの公演などで活況を呈した。
ワノ初舞台のワには、調和の「和」と人と人とのつながりを意味する「輪」の二つの意味を込めた。会場ではアイドルグループやバンドといった9組の歌手に加え、地元大学生の着物舞踊や、来場者のコスプレ大会が催された。
会場を訪れたバンドン市内の高校に通う男子学生(17)は友人と二人で日本のアニメのコスプレで参加。「一日8万ルピア(約740円)で衣装を借りて参加した。コスプレは気分転換にもなるしお祭り気分で楽しくなれる」と嬉しそうに話した。
同社がイベントを開催するのは今回が3回目。第1回目はバンドン市内の同社の日本語研修施設「J―WIND」で書道ワークショップ、第2回目は中部ジャワのソロ市主催のイベントでゲーム開発大手Cygames(サイゲームス)と日本のゲームについてトークセッションを行い情報発信を行った。
同社のアルベルトゥス・プラセティオ・ヘル・ヌグロホ(アルビー)代表は「当初予想の2倍以上が来場した」と話し、「今回のようなイベント開催を継続し、日本のことを知るインドネシア企業として日本の良さを伝えていきたい」と意気込んだ。
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