写真:thejakartapost.com
新型コロナウイルスの感染拡大抑止のため、多くの住民が自宅で過ごす時間が増えていることを反映し、ジャカルタ特別州で大気汚染の数値に改善が見られている。
州環境局の調査によると、大気中の微小粒子状物質(PM2.5)は、3月19日の1立法メートル中60マイクログラムから3月26日には40マイクログラムに減少した。
有鉛ガソリン廃止共同委員会(KPBB)によると、2019年における中央ジャカルタのPM2.5の年間平均値は40.10マイクログラムであったのに対し、3月16日から25日にかけては一日の平均値が30.13マイクログラムであり、3月26日から4月4日にかけては15.48マイクログラムにまで減少した。
世界保健機関(WHO)が指定するPM2.5の一日当たりの最大暴露量は25マイクログラムであり、推奨される年間平均値は10マイクログラムとなっている。