煙害再び深刻化 健康に有害なレベルに

首都ジャカルタでは洪水の影響がまだ色濃く残るが、広いインドネシア国内では雨を待ち望んでいる地域もある。6月に発生した焼き畑による煙害で、シンガポールなど周辺諸国へも大きな影響を与えたことは記憶に新しいが、その被害に再び火が付き始めている。西カリマンタンのポンティアナックでは、インドネシアが独自で定める大気汚染指標(ISPU)が、「非常に不健康」レベルから「危険」レベルへと上昇。地域当局は6日から数日間幼稚園や小学校を休みにすることを決定した。また視界不良からフライトも遅延が続出し、ジャカルタから当地へ向かった旅客機は着陸不可能でUターンを余儀なくされた。同じ被害はリアウ諸島でも報告されている。季節風の向きが6月とは異なることから周辺諸国への被害は当面免れそうだが、2013年には1万人以上の地域住民が急性呼吸器感染症に苦しめられたことを考えると、全く楽観視はできない状況が続いている。


公開された日付: 2015年08月03日
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