噴火続くシナブン山 希少動物にも被害

依然として噴火が続くスマトラ島のシナブン山。避難を余儀なくされている住民の疲れもピークに達しているが、人間ばかりではなく、島に数多く生息する希少動物にも危険が及んでいる。北スマトラ自然資源保全局によると、1月末には絶滅危惧種にも指定されているウンピョウが村の唐辛子農園で死亡しているのが見つかった。死体には火山灰が降り積もっていたという。また時を同じくして、その希少さから「神獣」と呼ばれるスマトラカモシカも死亡が確認された。スマトラカモシカは住民の通報により息を引き取る前に発見され、当局が安全な場所へと避難させようと試みていたが、その渦中で息絶えた模様だ。解剖の結果、肺の30%が火山灰により黒くなっていたという。現地では2月1日にも大規模な噴火があり、火砕流などで少なくとも14人が死亡。2日現在、避難所で暮らす人々の数は約3万1400人にも膨れ上がっている。


公開された日付: 2015年08月03日
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