AGCが苛性ソーダと塩ビの生産能力を大幅増強

 大手ガラスメーカーの「AGC旭硝子」(東京都千代田区、石村和彦社長)は8月6日、東南アジア地域での苛性ソーダや塩ビなどのクロール・アルカリ製品の需要拡大に対応するため、約400億円を投じて インドネシアの子会社「アサヒマス・ケミカル」の生産能力を大幅に増強すると発表した。
 同社は、今年3月に苛性ソーダの生産能力を1年当たり約50万トンに増強しているが、さらに塩ビを含む生産設備を追加増設し、2015年末までに稼働開始の予定。増設後の生産能力は、苛性ソーダは40%増の約70万トン/年、塩ビ樹脂(PVC)はほぼ倍増の約55万トン/年となる。
 苛性ソーダは、アルミナ、紙・パルプ、レーヨンの生産や各種水処理などに用いられ、工業化の進展とともに需要が伸びる製品。またPVCは、塩ビ配管など、 インフラ・住宅設備に多く用いられ、経済成長に伴い需要が増加する特徴を持っている。これらのクロール・アルカリ製品は、今後も発展が続く東南アジア地域で年率約5%で 需要が拡大すると見られ、2020年の市場規模は現在の約1.5倍に達する見込みという。


公開された日付: 2015年07月23日
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