熱帯特有の病気を怖がらない

「デング熱」に「マラリア」、「アメーバ赤痢」と、日本ではあまり馴染みがない伝染病が熱帯地域には存在します。ただいずれも、ジャカルタでの発症件数はほとんどないといってよいですから、恐れるに足りません。
「アメーバ赤痢」は急激な下痢を発症するものではなく、慢性的な経過をとります。誤診が多い病気です。

「デング熱」は季節によって発生しますが診療所で迅速診断が15分で可能なほか、初期治療を適切に行えば重症になることはほとんどありません。1週間程度の入院が必要ですが、時間の
経過で自然回復が期待できます。
しかし「腸チフス」だけは注意が必要です。感染したヒトの尿や便を媒介して他人に感染します。高熱が出たり腸出血を併発したりしますから、万一、普段にないような症状が出たら早めの治療をお勧めします。
予防措置としては、不衛生な場所での飲食を避ける、食事の前やトイレの後の手洗いを励行することなどが挙げられます。また、インドネシアでは腸チフスのワクチン接種もできますから、必要に応じて打っておくとよいかもしれません。

 

公開された日付: 2016年07月18日
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