実業家出身のジョコ・ウィドド現大統領

インドネシアの現在の大統領は、「ジョコウィ」の愛称を持つジョコ・ウィドド大統領です。ジョコ氏は1961年、中部ジャワ州スラカルタ(ソロ)市の一般家庭に生まれました。生家は貧しく子ども時代は苦しい生活を経験したといいます。後に国立ガジャマダ大学林業学部に進学し、卒業してからはビジネスの世界に身を投じ、実業家として成功します。
ジョコ氏の人生の転機は2005年。スラカルタ市長選に闘争民主党の候補として参戦し市長に選ばれました。さらに2012年にはジャカルタ特別州の知事に就任しました。
市長・知事の時代、ジョコ氏は自ら現場視察を行い、市民との対話を重ね「現場主義」を貫き「新しいタイプのリーダー」として認識されていきました。この姿勢から「庶民派」とも呼ばれています。
その後、2014年の大統領選でスハルトの娘婿のプラボウォ・スビアント元陸軍戦略予備軍司令官を破り当選し、53歳の若さで大統領に就任しました。インドネシアでは軍人やエリートが大統領に就いてきたのですが、ジョコ氏は初めてそれ以外の分野から大統領になりました。
現場主義で住民に直接話を聞く上、汚職を許さない清廉さが民衆の心をつかんだと言われます。それまであまり知られていなかったことから、同じく知名度が低いながらも米国大統領になったバラク・オバマ氏と対比されることもあります。家族は妻のイリ アナさんとの間に子どもが3人。ヘビーメタルのファンという一面もあります。
政策面では大統領就任後すぐに貧困層を対象に教育・医療費基礎情報の無償化を実施しました。これ以外にもインフラ開発推進や汚職撲滅などを掲げています。巨大な人口を抱え、国土も広いインドネシアはインフラの未整備や貧困問題など多数の課題を抱えています。カリスマ的な人気を集め大統領となったジョコ氏ですが、数ある課題をどう乗り越えるのか、その手腕が試されています。

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公開された日付: 2016年06月30日
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