スリ・置き引きなどの被害例

路上や歩道橋でのひったくり、路線バス内や駅などの人混みでのスリ、レストランやホテルロビーでの置き引きなどが発生しています。また、タクシーの運転手が強盗に化けるケース、さらには路 上に釘などを撒いて車をパンクさせて、車から人が降りたところを見計らって車内の物を持ち去るという「パンク強盗」と呼ばれ る犯罪も起こっています。あらかじめ次の点に注意しましょう。

・ひったくりに遭わないために
路肩を歩いていた際、「背後から接近して来たバイクの二人組にバッグをひったくられた」という事例をよく聞きます。バッグは紐付きのものをたすき掛けにして体の正面に持つな どの工夫をしましょう。高価な腕時計やバッグの持ち歩きは 避けたほうが無難です。貴重品やスマートフォンは、他人の目に触れるような形で持ち歩くのは避けるべきです。歩きながらの携帯の通話はひったくりに遭う原因にもなります。現金は必要な分以外はホテルのセーフティボックスに預けておくか、携行する場合は極力分散して所持するようにしましょう。

・タクシー強盗を避けるために
ホテルやレストラン、ショッピングモールなどで客待ちしているタクシーは、乗客を乗せた際にナンバーなどを記録するといった管理がなされているため、比較的安全と見て良いでしょう。邦人の間ではタクシー会社の中でも「ブルーバード」が安全とされています(52ページ参照)。なお、深夜に流しのタクシーを利用することは非常に危険です。面倒でもお店な どでタクシーを呼んでもらい、目的地に向かうことをおススメめします。空港や郊外をタクシーで往復する際、法外な料金を要求される事例もありますので,乗車したら運転手の氏名や車両番号、タクシー会社名をメモしたり、携帯電話で会社の同僚などに知らせておくと万一の際に役に立つでしょう。


空港への高速道路での検問

空港への移動中に警察官や入管 職員を名乗る者が車を止め、パスポート・身分証明書などの原本 の提示を求める例が報告されて いる。深夜や早朝に出発する外国人の「チェック」を行い、仮に原本の提示をできない時に法外 な額の金銭を要求して来るとい う。警察は外国人の身分を確認 することがあっても「その場で罰 金を徴収するケースは基本的にない」としており、空港の途中での「検問」はなんらかの不正行為と考えられる。いずれにせよこのような状況に遭遇した場合は、身の安全を第一に考えながら、対応した警察官の名札、公務員番号、パトカーの番号などを控えるとともに、近くの警察署等に同行を促す、領収書を交付しない限りお金は渡さない、などの対応を取るようにしたい。

公開された日付: 2016年06月30日
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