ガルーダの旅客数が増加、景気低迷も航空需要拡大

景気低迷でも事業は順調に成長している――。国営ガルーダ・インドネシア航空がこのほど、こうした見方を示した。同社の取り扱い旅客数は堅調に伸びており、2015年も成長を見込んでいる。23日のインドネシア英字紙ジャカルタポスト電子版が報じた。
ガルーダのハンダヤニ営業部長は22日、「通貨ルピアの変動と景気低迷の中でも、1~8月に航空需要は伸びた。景気が冷え込む時期には、新たなビジネスの可能性を探したり、単純にリラックスしようとしたりするよりも、人々は旅行を選択するものだ」と説明する。
ガルーダの上半期(1~6月)の取り扱い旅客数は1300万人を超え、前年同期から19.15%のプラスを確保した。2015年通年では同社の取り扱い旅客数は約2500万人に達するとみられている。前年の取り扱い旅客数は2150万人で、2015年はこれを上回る見込みだ。
さらに、傘下の格安航空会社(LCC)シティリンクを含むガルーダのインドネシア航空市場のシェアは上半期に44%に上り、前年の38%から上昇した。
一方、先に発表された「ビザ・グローバル・トラベル・インテンション・スタディ」2015年版では、インドネシアの旅行者に最も人気の旅行先は日本だった。1~2月の調査で、対象者501人中で日本を訪れたいと回答した人は約21%に上った。2013年は9%だったことから比べると大きな伸びを示している。
またインドネシア政府によりビザ規制の緩和が、インドネシアを訪れる外国人客を促しているとみられている。
ハンダヤニ営業部長は「インドネシア政府のビザ免除政策はわが国を訪れる旅行者の増加を後押しする」と強調する。
また、ガルーダはインドネシアからの旅行者を増やすために、「ガルーダ・インドネシア・トラベル・フェア」を開催するなどし、旅行需要の喚起を図っている。


公開された日付: 2015年10月16日
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