スマホの小米科技、インドネシアで現地生産へ

中国のスマートフォン(多機能携帯電話)製造大手、小米科技(シャオミ)はインドネシアで2015年内に、生産をスタートさせたい考えだ。インドネシア政府が第4世代(4G)携帯端末について、部品の現地調達率を40%に引き上げることを義務付けようとしていることから、国内での生産体制を整備するとしている。13日のインドネシア英字紙ジャカルタポスト電子版が報じた。
シャオミの東南アジア事業部門を率いるスティーブ・ビッカース氏は10日、「われわれはインドネシアでの製品組み立てを実現するための可能性を探している。2015年中に現地組み立てを実施することを希望している」と語った。
 シャオミはこれまでに、中国とブラジルで行っているように、インドネシアでも委託生産により現地生産を実施する見込み。ただ、提携の可能性のある現地パートナーについては明らかにしていない。
インドネシアでは、リアウ諸島州バタムを本拠とする地場サト・ヌサ・プルサダやバンテン州セランに本拠を置くトリドハルマ・クンカナといった企業が電子部品の製造を手掛けている。一方、シャオミはまだ、どの企業とも生産契約を結んでおらず、現在は交渉中という。
 インドネシア情報通信省は今年半ばに、2017年までに4G携帯端末の部品の現地調達率を最低でも40%にすることを盛り込んだ法規制を出すと明らかにしている。
シャオミ製品の部品のほとんどは中国製で、インドネシア製部品は非常に限られている状況。現地での生産体制を整えることで、同社は新規制に対応する意向だとしている。
 シャオミは2014年8月からインドネシアでの製品販売を本格化させ、積極的なマーケティング戦略により、既に高い人気を誇る米アップルと韓国サムスンのスマホに攻勢をかけている。シャオミのインドネシアでのスマホ販売台数は、2014年第4四半期(10~12月)だけで約25万台に上った。製品は店舗だけではなく、オンラインでも販売している。


公開された日付: 2015年08月05日
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