アブラヤシのプランテーション会社、アフリカに進出計画

22日のインドネシア英字紙ジャカルタポスト電子版によると、パーム油の原料となるアブラヤシの栽培を手掛ける同国のプランテーション会社の間で、アフリカ事業を検討する動きが広がっている。インドネシア政府がプランテーションの面積に制限を設けようとしていることを受けたものだという。農業省は現在、プランテーションの許可に関する2007年の規制を見直しており、新たな規制案には、小規模業者の参入を促すため、1社が管理できるプランテーションの面積が最大10万ヘクタールとなることが盛り込まれているという。一方、インドネシア・パーム油委員会(DMSI)のデロン・バングン会長は21日、農業省で、「シナール・マス・アグロ・ リソーシズ・アンド・テクノロジーズ、バクリー・スマトラ・プランテーションズなどはリベリア、ナイジェリアなどでのプランテーション事業の可能性を探っている」と説明した。アフリカではこれまでに、シンガポールのウィルマー・インターナショナルが2007年に、コートジボワールでの事業を開始。同社の工場では、アフリカ市場向けにパーム油を年間15万トン生産している。バングン会長は「ナイジェリア、リベリア、コートジボワールのようなアフリカの7カ国はインドネシアのようにアブラヤシが育つのに適した気候だが、雨が少なめだ」と説明する。このためアフリカでのアブラヤシの生産コストはインドネシアよりも30~40%多く掛かるという。アフリカの中ではナイジェリアの気候がアブラヤシの育成には最も向いており、同国のパーム油の年産量は85万トンを超えているようだ。


公開された日付: 2015年07月23日
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